物件情報を見ていて、いちばん目がいくのが「駅徒歩○分」ですよね。
「10分ならまあいけるか」と思って内見に行き、実際に歩いてみたら——地図アプリはどんどん時間が伸び、自分はまだ坂の途中で息を切らしている。あの現象です。
正直に言います。「徒歩○分」、そのまま信じると、たまに裏切られます。今日はその理由と、じゃあどう見ればいいのかを、本音でお話しします。
そもそも「徒歩1分」は“80m”と決められています
これ、意外と知られていないのですが、「徒歩○分」は感覚で書いているわけではありません。「不動産の表示に関する公正競争規約」で、1分=80mと決まっています。
つまり徒歩10分なら、地図上でだいたい800m。ここまでは、わりと誠実な数字なんです。
問題は、この先。
信号も、坂も、踏切も、“なかったこと”になっています
80m/分は、あくまで「まっすぐ平らな道を、そこそこの速さで歩けたら」の話。
信号待ち、急な坂、踏切、ベビーカー、雨の日、重い買い物袋——このへんは、1ミリも考慮されていません。
だから同じ「徒歩10分」でも、平坦な一本道の10分と、坂+踏切+信号3つの10分は、体感がまるで別物です。(そして高田馬場や目白のあたりは、地味に坂があるんですよね…)
効いてくるのは「毎日それを歩く、未来のあなた」
内見の日はテンションが上がっているので、坂も「いい運動になるな」くらいに思えます。
でも住み始めて3日目の朝、寝坊した状態で同じ坂を上ると、感想は変わります。
部屋探しで本当に見てほしいのは、数字そのものより「これを毎日、朝と夜に往復できるか」です。
じゃあ、どう見ればいい?
- 数字より「実際のルート」を地図で見る(坂・踏切・信号の数をざっくり)
- できれば一度、住む時間帯に歩いてみる(夜道の雰囲気も分かって一石二鳥)
- 荷物を持った自分・傘をさした自分を想像する
- 「駅近だけど坂の上」と「少し遠いけど平ら」、どっちが自分向きか考える
ここは正直、好みが分かれます。坂が平気な人もいれば、信号1つでもストレスな人もいますから。
まとめ
「徒歩○分」はウソではないけれど、あなたの体感時間とは限りません。
数字は入口としては便利。でも最後は、実際のルートと“毎日の自分”で判断するのが、いちばん失敗しません。
——ちなみに私たちは、お部屋のご案内で実際にその道を一緒に歩きます。「この物件、駅まで本当はどんな感じ?」が気になったら、遠慮なく聞いてください。坂の角度まで正直にお伝えします。

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