北小金から歩いて行ける城跡が2つ。戦国の高城氏と駅の家賃

夕方の小川沿いの緑道 沿線ガイド

北小金駅の東と西に、戦国時代の城の跡がひとつずつあります。西の小金城跡と、東の根木内城跡。どちらも駅から歩いて15分ほどで、いまは公園として整備されています。

城を築いたのは、千葉氏の家臣だった高城(たかぎ)氏です。

先にできたのは根木内城

根木内城は、寛正2年(1462年)に高城胤忠が築いたと伝えられています。その後、高城氏は天文6年(1537年)に本拠を小金城へ移しますが、根木内城はその後も支城として使われました。

城跡は国道6号の工事で東西に分断され、西側は姿を失っています。残った東側が根木内歴史公園です。

公園は城の郭(くるわ)をそのまま使っていて、芝生広場の南と北に空堀と土塁が残ります。南の堀には、堀を渡るための土橋も見られます。広場でお弁当を広げながら、ここが500年以上前の城の中だと考えると、ちょっと不思議な気分になります。

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小金城は、下総の北西部でいちばん大きな城だった

小金城は標高20mほどの台地に築かれた平山城で、当時の下総国北西部では最大規模だったとされています。大谷口城、開花城という別名もあります。

天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原攻めのときに開城し、そのまま廃城になりました。小金宿は、もとはこの城の城下にできた町と考えられています。

城跡の北側の一角は、1997年(平成9年)に大谷口歴史公園として整備されました。公園では、次のような防御のしかけを見ることができます。

  • 畝堀(うねぼり):堀の底に畝のような仕切りを残し、敵が堀の中を移動しにくくしたもの
  • 障子堀(しょうじぼり):堀の底を格子状に仕切ったもの
  • 土塁:土を盛り上げてつくった壁

最寄りは流鉄流山線の小金城趾駅で、公園はその東側にあります。駐車場はないので、行くなら徒歩か自転車です。

北小金の家賃相場

SUUMOの家賃相場(2026年10月確認)では、北小金駅の家賃は次のとおりです。下限はアパート・築15〜20年・駅徒歩5〜10分、上限はマンション・新築・駅徒歩5分以内の相場です。

| 間取り | 下限 | 上限 | |—|—|—| | 1K | 5.3万円 | 7.4万円 | | 1LDK | 5.8万円 | 10.1万円 | | 2LDK | 7.3万円 | 10.9万円 |

3LDKはアパートで8.1万円からでした。同じ松戸市の松戸駅は1Kが6.0万〜9.1万円なので、北小金は1Kの下限で7,000円ほど低い水準です。

築年数を見ると、アパートの1Kは築20年で5.3万円、築30年で4.8万円。2LDKのアパートは築20年で8.2万円でした。

駅前は小さめ、緑は多め

駅から800m以内のスーパーは3件、飲食店は37件。駅前で何でもそろう街ではありません。かわりに、1km以内には公園が20件あります(OpenStreetMapをもとにした目安)。2つの歴史公園はこの範囲の少し外ですが、天気のいい休日に歩いて行ける距離です。

あじさいで知られる本土寺や、小金宿の古い町並みも駅の近くにあり、歴史の散歩道には困らない駅です。家賃を抑えて、休日は古いものを見て歩く。そういう暮らし方に合う街だと思います。

参考

  • たびhack(tabi-mag.jp)「小金城(大谷口歴史公園)」 https://tabi-mag.jp/ch0453/
  • たびhack(tabi-mag.jp)「根木内城(根木内歴史公園)」 https://tabi-mag.jp/ch0454/
  • 三井住友トラスト不動産「このまちアーカイブス 松戸市」 https://smtrc.jp/town-archives/city/matsudo/p02.html
  • SUUMO 家賃相場(北小金駅) https://suumo.jp/chintai/soba/chiba/ek_11150/

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