馬橋駅の改札は、ひとつではありません。JRの改札のほかに、流鉄流山線の改札があります。
流鉄は、馬橋から流山までを結ぶ小さな私鉄です。開業は1916年(大正5年)。JRと同じ駅を共同で使っていた時代もあり、改札が分かれたのは1971年のことでした。常磐線のとなりに、もう一本、地元の線路がのびている。馬橋はそういう駅です。
電車の使い方
JR側に止まるのは、常磐線の各駅停車です。東京メトロ千代田線に直通していて、快速や特急は通過します。上野・東京方面へ出るなら、となりの松戸か北千住で快速に乗り換える使い方になります。所要時間や本数は時刻表でご確認ください。
流鉄流山線も、各駅に止まる路線です。ちなみに馬橋駅には、旅客は乗れない武蔵野線の貨物支線も通っています。線路だけ見ると、思ったより込み入った駅です。
馬橋という名前は、橋の形から?
松戸市の資料では、馬の鞍の形をした橋を架けたことから「馬橋」と呼ばれるようになった、と言われています。いまの橋は1985年(昭和60年)に完成したもので、鞍の形をしているわけではありません。名前だけが昔の姿を覚えているわけです。
駅の北東にある萬満寺
駅の北東、国道6号の近くに萬満寺(まんまんじ)があります。鎌倉時代の1256年(建長8年)に千葉頼胤が建てた寺に始まると伝わるお寺です。
中門に立つ2体の木造金剛力士像は、運慶の作と伝わり、国の重要文化財に指定されています。この仁王さまには、決まった日に像の足のあいだをくぐる「股くぐり」という行事があり、病気や厄除けのご利益があると言われてきました。紹介記事では、毎年1月1〜3日、3月27〜29日、10月27〜29日の不動尊大祭に合わせて行われるとされています。日程は年によって変わることもあるので、出かける前にお寺の案内で確かめてください。
西口と東口
西口には、2011年5月に開業した駅ビル「馬橋ステーションモール」があり、松戸市役所の馬橋支所も入っています。住民票などの手続きを駅の中で済ませられるのは、地味に便利な点です。
東口は国道6号に面していて、駅前広場は広くありません。バスに乗るなら、東口の「馬橋駅入口」バス停は駅から370mほど離れている点も覚えておくと迷いません。
家賃相場は、両どなりとどう違う?
SUUMOの駅別家賃相場(2026年10月確認)です。
- 1K:5.6〜9.2万円
- 1DK〜1LDK:7.0〜10.8万円
- 2DK〜2LDK:7.5〜13.4万円
- 3DK〜3LDK:7.7〜13.2万円
下限は「アパート・築15〜20年・駅徒歩5〜10分」、上限は「マンション・新築・駅徒歩5分以内」の相場です。
1Kで並べると、北松戸が5.7〜8.0万円、新松戸が5.8〜8.0万円。馬橋は下限がいちばん低く、上限はいちばん高い、幅の広い駅です。築年数や駅からの距離で、家賃がはっきり分かれやすいと読めます。安さを優先するならアパート側、新しさを優先するならマンション側と、探す前に決めておくと物件を絞りやすくなります。
駅のまわりの数字
地図データ(OpenStreetMap、2026年10月時点)で駅から800m以内を数えると、スーパーが8件、コンビニが15件、飲食店が42件、居酒屋・バーが22件でした。駅から1km以内の公園は12件です。地図に載っていない店もあるので、件数は大づかみに見てください。
松戸市全体の統計(e-Stat掲載、2025年)では、一人暮らし世帯の割合が43.4%、15歳未満の割合が10.6%です。
乗り換えひとつを許せるか
馬橋の家賃の幅と、各駅停車だけの駅というつくりは、セットで考えると判断しやすくなります。松戸か北千住で一度乗り換えるのが苦にならないなら、選べる部屋の幅は広い駅です。毎日の通勤で乗り換えを減らしたいなら、快速の止まる松戸と並べて比べてみてください。
参考
- 馬橋駅 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/馬橋駅
- 松戸市「健康推進員マップ(馬橋)」 https://www.city.matsudo.chiba.jp/iryoutoshi/healthcare/undou.files/13.mabashi.r7.pdf
- まるごとe!ちば「萬満寺」 https://maruchiba.jp/spot/detail_10663.html
- タビマグ「萬満寺の仁王様」 https://tabi-mag.jp/manmanji-niousama/
- SUUMO 家賃相場(馬橋駅) https://suumo.jp/chintai/soba/chiba/ek_36120/


コメント